浜松での披露興行無事成功！

６月２６日（金）浜松の映画館シネマイーラで披露興行をいたしました。な、なんと、ひと月前にはチケット完売状態、キャンセル待ち多数なんて、人気噺家さんじゃあるまいしあり得ないことです。

この日の経過をば申しますれば、１時半から市長表敬訪問、続いて地元新聞社取材、さらには「浜松百撰」というタウン誌取材、１７時師匠＆駿之介到着、１７時４０分この日の上映終わるやいなや同級生男子による高座の設置、詳しく申し上げますと、ビールケースの上に板を敷き上から緋毛繊がわりの赤い布をかけ、その上には鈍色に塗装輝くこの日のために匠が作りし釈台、高座下手には花寅によります豪華な生け込み、上を見やれば同級生書家石川香雪したためたる披露興行の文字、テケツは同じく同級生女子の面々、いずれあやめかかきつばた一時に並んで客を出迎えたり。

ちょっと修羅場調に書いてみましたが皆さん本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

今回つくづく感じたのは世の中は持ちつ持たれつ、他人のために尽くすことの大切さです。それがめぐりめぐってわが身のためになる、まさに「情けは人のためならず」講談の信条を実践したような姿に清々しさを覚えました。我欲にばかりとらわれていた自分が恥ずかしい。少しずつでも人のためになにかをしていきたいと真摯に思いました。